脱☆年下系男子







 和葉はそんなあたしに1回だけ、なにかあったのかと聞いてきたけれど、あたしは軽く笑って強がった。



 和葉にはそれが強がりだと分かることは知ってる。


 けど、心配させたくなかったんだ。



 和葉は、もうあたしに何も聞くことはなかった。



 話を聞いてない時は、軽く頭を叩いた。

 それだけだった。










 ……にしても、今日のあの一言は気になる。




 どうでもいい、だなんて。

 なんであんなことを言ったんだろう?


 そう思っていたら、放課後が来ていた。





「……もう放課後かぁ」


 何故だろう、いつもより終わるのが早く感じる。




「和葉ー、下まで行こう」


「うんー!ちょっと待って」


 和葉は鞄から何かを出した。


 ……鍵だ。