だって、あたしにもこの状況が理解できてないから。
でも、悠夢が答えないから、あたしが答えるしかなくて。
「あー……うん、そうだねぇ」
でも、してるかしてないかは言えないから、どうしても言葉が濁る。
あたしはちらっとまた悠夢を見る。
悠夢はあたしの視線に気づいたのか、あたしをちらっと見ると、箸を置いた。
どうやら、食べ終わったようだ。
箸を置く音がとても大きく聞こえたのは、それほどあたしが悠夢を意識してるから。
「ごちそうさま」
悠夢はそう言うと、自分の食器を持って立ち上がる。
そして、キッチンに向かいながら、
「別になんもないよ。あたしはもう、どうでもいいから」
と、言った。
酷く冷たく聞こえたのは、あたしの勘違い?
でも、どうでもいいって……
それはいい意味なのかな?
『もう気にしてない』ということなのかな?
それとも、
『このままの状態でもいい』ってことなのかな?


