脱☆年下系男子





 だって、あたしにもこの状況が理解できてないから。


 でも、悠夢が答えないから、あたしが答えるしかなくて。




「あー……うん、そうだねぇ」


 でも、してるかしてないかは言えないから、どうしても言葉が濁る。



 あたしはちらっとまた悠夢を見る。


 悠夢はあたしの視線に気づいたのか、あたしをちらっと見ると、箸を置いた。


 どうやら、食べ終わったようだ。



 箸を置く音がとても大きく聞こえたのは、それほどあたしが悠夢を意識してるから。




「ごちそうさま」


 悠夢はそう言うと、自分の食器を持って立ち上がる。


 そして、キッチンに向かいながら、


「別になんもないよ。あたしはもう、どうでもいいから」

 と、言った。



 酷く冷たく聞こえたのは、あたしの勘違い?




 でも、どうでもいいって……


 それはいい意味なのかな?

 『もう気にしてない』ということなのかな?


 それとも、

 『このままの状態でもいい』ってことなのかな?