脱☆年下系男子








「悠夢、お姉ちゃんなにかしちゃったのかなぁ……」



 返事は相変わらずない。



「ねぇ、悠夢。話して……?あたし」



 そこまで言って、あたしは言葉に詰まる。


 ダメ。言え、あたし。

 ちゃんと聞かないと分かんないじゃない。


 怖いとかじゃないよ、そんなの言ってる場合じゃない。



 あたしは、お姉ちゃんなんだから。





 でも、どうしても言葉が出てこない。



「……悠夢」



 あたしはそれだけ言うと、自分の部屋に入った。





「ふぇっ……うぅ………」


 隣からそんな声が聞こえて、あたしは涙を静かに流した。