脱☆年下系男子






 きっと、生意気だからだな。




 ……じゃなくて。




「昨日、守に怒られたんだ。」


「あー、それ聞いたよ」



 もしかして、あたしのせいとか言うんじゃ……



「えっと、その……ごめん」


「……はぁ?」




 い、今渉くん……謝った!?




「はぁ?ってなんだよ」


 渉くんは眉間にしわを寄せながら言う。



「だって、そんな素直だなんて……」


「……あのなぁ」


「じゃあ、あたしもごめんね」



 まだ不機嫌そうな渉くんの言葉を遮る。



「……は?」


 渉くんは一瞬にして驚いた顔になる。


 さっきのあたしと同じように。