脱☆年下系男子







「……お姉ちゃん、あたし達もう行くね?」


「え?ああ、うん」



 悠夢は少し焦りながら言う。



「悠空、いこっ」


「うん……」



 二人は店を出て行こうとする。


 そこに、


「お待たせ」

 と、渉くんが現れた。



「あ、渉くん」


 あたしは悠夢から渉くんに視線を移す。



「悠夢……」


 近くで悠空ちゃんの心配するような声が聞こえる。



 あたしは、また悠夢の方を見た。


 悠夢は止まっている。




 なにか……あったのかな?



「帰るの?あの子ら」


「え?」