脱☆年下系男子






「いいって」


 悠夢は断るけど、あたしはお姉ちゃんなんだし、買うのはもちろんあたしだよね。




「あ、ありがとう」


「ううん!」



 あたしはレジに向かう。




「どうしたの」


 と、声が聞こえて、突然あたしの腕が掴まれる。



「あ、渉くん」


「もう決めたの?俺が払うよ」


「あっ、いいよ!妹と使うし」


「妹?」


「うん、さっき会って」



 あたしは悠夢の方を見る。

 渉くんも同じように、悠夢がいる方を見た。



「……あれ?」


「うん。右の子があたしの妹の悠夢で、左の子がその友達の悠空ちゃん」


「………」



 渉くんは悠夢を見ると、固まった。



「どうしたの?」