「あ、はは……」
ここは学校だから怒れないので、あたしは渉くんを連れて痛い校舎を後にした。
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やってきたのは公園。
あたしと渉くんは、ブランコに座った。
キーキーと緊張感がなく揺れるブランコ。
座ると何故か少し揺らしてしまうんだよね。
「……」
「……」
何故でしょうか。
この沈黙的に、渉くんが話そうとしてる気がしない。
よくよく考えると、なんで渉くんがわざわざあたしの学校に来たのか不思議。
まぁまず、二人でいることすら不思議で仕方ない。
「……あのさ、」
「え、あ、はい」
いきなり渉くんに話しかけられた。
確かに沈黙は嫌だけど、突然なのはびっくりするじゃんか。
微妙に切れるあたし。
なんで渉くんといると、こうも感情が揺れるんだろう。


