「ここ」
「ふーん、可愛いじゃん」
「うん。……入る?」
「もちろん」
渉くんは、なんの躊躇もせずに入って行った。
あたしも後を追って入っていく。
「うわぁー……可愛い、これ!」
あたしはすぐに目の前にあるアクセに手を伸ばした。
「これがいい!」
そんな声が聞こえてくる。
そして、誰かと手が重なった。
「「あ、ごめんなさい」」
そう言うタイミングも同じ。
顔を上げるタイミングも同じ。
「「あ、」」
と、また言うタイミングも同じ。
「悠夢!?」
「お姉ちゃん!?」
目の前には、悠夢がいた。
メニュー