脱☆年下系男子








「あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」



 次の日。

 あたしは起きてから、声が枯れるのではないかと思えるくらいの大声を出しながら準備をしている。



 理由は………。



「ドンッ」


 そんな大きい音が家に響き、あたしは動きを止めた。

 そして、音のした方を見る。



「……」


 あ。

 まずい、これはまずい。



 ここはダイニング。

 みんなが食事をとるところ……



「るーーーりーー?」


「ひっ、お、お母様」


 お母さんが置いたホットミルクが半分こぼれている。

 きっとさっきの音は、これだろう。


 お母さんは怯えるあたしを見て、一度微笑むと、

 鬼のような形相をして……


「さっきからうるさいわーーーー!」


「ごめんなさーい!!」



 いや、完全な鬼となった。