脱☆年下系男子






「うわぁ、なにこれ」


 部屋に入った悠夢は驚いた。


 まあ、そうだろう。

 だって、部屋の中は足の踏み場もないくらいの服でいっぱいだから。


 あたしも知らなかったよ、こんなに服持ってたこと。



「あの、明日ね……」


「あぁ、デート?」


「え///」



 悠夢は勘が鋭いのか、すぐに察した。


 いきなり言うもんだから驚いたけど、あたしは咳払いすると、


「そうなの。で、迷ってて……」


「あぁ、なるほど。……えーっと、候補はあるの?まさかこの服全部とか……」



 悠夢は恐ろしいというような目つきであたしを見た。


「まさか!!そんなわけないでしょ」


 あたしは慌てて首を横に振った。



「だよねー、一瞬ビビったよ」


 悠夢はそう言うと、適当に服を手に持ち、


「これ、候補じゃないよね?」


「あ、うん」


「じゃあ、クローゼットにしまう!!」



 と言った。