「そうだ……」
悠夢だ、悠夢がいるじゃん。
聞けばいいんだ!
「あ、でも……」
なんかそれって、姉としておかしいよね?
でもなぁ……。
「よし」
あたしは気合を入れた後、服をベッドに置いて、自分の部屋のドアを開けた。
そして、隣の悠夢の部屋のドアをノックする。
「悠夢ー、ちょっといい?」
「はーい?なにー」
悠夢はそう言うと、部屋のドアを開け、漫画片手に出てきた。
「あれー?お姉ちゃんまだ制服なの?」
「え?……あぁ、まぁ」
さっき帰ったばかりの悠夢はもう部屋着姿なのに、あたしは忙しくて制服を脱いですらいなかった。
「あのね、悠夢……相談があるんだけど」
「んー?なになにー?」
ちょっと嬉しそうな悠夢を自分の部屋に入れる。
悠夢は、あたしがたまに相談を持ちかけるといつも何故か嬉しそうなんだ。


