脱☆年下系男子




 ここにきてまさかの展開!

 (題名『脱☆超能力者系男子』に変える!?いいよ、それでも!)




 頭を混乱させているあたしに、渉くんは呆れた様にため息をつき、


「お前、普通に喋ってたから。気づかなかったのかよ?もう老いてんじゃね?」



 ほぅ………。

 な……んだよぉぉぉぉ!


 あたしの怒りメーターMAXだよ!!



 老いてねーわ!


「なにそれ?それが彼女に言う言葉!?」


「だってそうじゃんか」


「サイッテー!」



 と、まぁいつもみたいにケンカが始まる。


 今まで全部渉くんが怒りを投げてきたんだよね、うん。



 けど、今回はそこまでヒートアップせず……。



「てかお前、分かりやす過ぎ。俺を超能力者かなんかと思うとか、バカじゃん。手に取るように分かったわ」


 と、渉くんに言われた。



「……うぅ」


 自分も自分の馬鹿さに呆れ、今回はあたしの負けとなった。




「じゃ、また明日」



 渉くんはあたしの顔を見ると、勝ち誇ったような笑みを残して帰って行った。