脱☆年下系男子





 もう、超余裕じゃん。


 そう、あたしはこんなの慣れっこでー……



「どうした?いきなりそんな大人ぶって」


 内心、すっごく焦っているあたしを見透かすような渉くんの一言。



「あたしは大人よ?高2ですからー!」


 あぁ、今ものすごく………





    恥ずい。




 なにやってんだ、あたし。

 両手を空に向けて広げながら、そんなことを思う。



「……あっそ。じゃあ、明日ー」


 渉くんは、一度あたしを引いた目で見た後、そんなことを言って背を向けた。



 え、ちょい!

 スルーしないでよ!!


 なんか言ってくれないと、あたしが本当に可笑しい人になっちゃうんだってば!!




「ちょっと、渉くん!」


 あたしは急いでもう歩き始めている渉くんの腕を掴んだ。



「んだよ、なんかお前変」


「それはあたしが一番分かってる!!」