俺の期待も虚しく、風は正反対のことを言ってきた。
俺はもう呆れてしまって、ため息を深くついた。
「え、ええっ?なにその反応」
反対だよ、悲しいくらい反対だよ。
なんて、俺らしくないことを考えてる。
「……なんで、そう思うわけ?」
とりあえず、お前のバカな想像を聞いてやるよ。
「お!やっぱり当たってたのかぁ」
……こいつ、どこまでもバカなんだな。
「いいから」
「だってさ、さっき教室に来てたし。二年生で、髪はねぇ……セミロングかなぁ」
……それってさ。
もしかして?
セミロングの二年。
いやでも、違うだろ。
「なんか、お前探してたし。あ、この前も来てたしな。ほらー、ハンカチ返しに来た子!」
それ、やっぱり……畑?
「付き合ってんだろ?その子と!」
「………」
畑、何しに来たんだろう?


