脱☆年下系男子






 俺の期待も虚しく、風は正反対のことを言ってきた。


 俺はもう呆れてしまって、ため息を深くついた。



「え、ええっ?なにその反応」



 反対だよ、悲しいくらい反対だよ。


 なんて、俺らしくないことを考えてる。



「……なんで、そう思うわけ?」


 とりあえず、お前のバカな想像を聞いてやるよ。



「お!やっぱり当たってたのかぁ」


 ……こいつ、どこまでもバカなんだな。



「いいから」


「だってさ、さっき教室に来てたし。二年生で、髪はねぇ……セミロングかなぁ」



 ……それってさ。

 もしかして?


 セミロングの二年。

 いやでも、違うだろ。



「なんか、お前探してたし。あ、この前も来てたしな。ほらー、ハンカチ返しに来た子!」


 それ、やっぱり……畑?



「付き合ってんだろ?その子と!」


「………」


 畑、何しに来たんだろう?