脱☆年下系男子






「え、嘘」


「ホント、ホント」




 はぁ……。


 俺、やっぱりもうダメかも。


 こんな心の中で言ったか分からないようじゃ、本当に。




「……お前がどうした?、だよ。なんか今日お前らしくない」


「だよなー……」



 俺は今、すっげぇ落ち込んでるんだよ。

 だから、俺らしくなくなるんだよ……。


 でも、俺は男なわけですから?

 こういうことを簡単に言ったりできないからな、うん。



 だから、空を見ながら小さい声でそう言った。




「……本気で心配になって来たよ、俺。……あ」



 風は、何かに気付いたように声を出した。



 あ、分かってくれた?

 さすが、俺の親友。



「なーるほど……。守、彼女出来たんだな!」



 ………。


「……はぁぁぁ」