大声であの先輩が言った。 うぅ……だからーっ! 「嫌なんだってば……」 足を止めてそう呟いた。 あたしは後ろを向いて大声で、 「畑です!!」 と言った。 そしてまた歩き出した。 「あぁ、なんてことしちゃったんだ」 なんて、後悔しながら。 ------~守side~------- 「あーあ」 屋上から見上げる空は、いつもより近く感じる。 フェンスに凭れながら、コンビニで買ったおにぎりを軽く放り投げた。 かるーく投げてるからいいけど、もし失敗してしまったら完全に落ちてぐちゃっとなるなぁ。