「……うっそー!?」
少し間を空けた後、悠夢は驚いたように口を覆ってそう言った。
「ほ、本当」
やっぱりヤバかったかな……?
「え、なに中?」
「私立だよ。えーっと、なんだっけなぁ……?」
中学校の名前が思い浮かばないよ……(笑)
「えーっ!覚えてないのー?……あ、じゃあ、なんて名前?」
悠夢は興味津々って感じで聞いてきた。
「あのね、滝野渉っていうんだけど……」
モジモジしながらそう言う。
しかし、悠夢からの返事は返ってこない。
あたしは心配になって、固まる悠夢を見た。
「悠夢?どうし……」
悠夢に手を伸ばし、肩に触ろうとしたら、悠夢がハッとした顔をして、あたしの手を振り払った。
「えっ」
あまりに衝撃なことで、あたしは驚いてしまった。
だって、悠夢にこんなことされたことがない。


