脱☆年下系男子







 渉くんが驚いている。




 あたしは、渉くんに抱きついていた。





「ありが、とっ……ありがとぅ……」


「る、ルリちゃん……。」



 何度も何度も言いたい。



 こんなにも真っ直ぐに想ってくれてる渉くんに。





「渉くん……ありがとう」


「え……べ、別に?」




 渉くんは、ちょっと意地を張ったように言った。



 照れているのかな?





「ふふ、可愛い」


「なっ!そんなこと言ったら、どうなるか……」





 あたしは、渉くんと目を合わせて、笑った。