そうなんだ。
今日も、あたしの学校に来てくれようとしていたんだ。
「……今日委員会で、時間、遅くなっちゃって。だから、焦って走ってたんだけど」
え?
じゃあ、走ってたのはあたしのため?
「こっちに守と来てたのが、驚いて……。でも、それ以上に俺に会おうとしてたから、もっと驚いた」
あぁ、なんで?
涙を止められない……。
なんで、止められないんだろうか?
嬉しいんだよ。嬉しすぎるんだよ。
渉くんの優しさが。
だって、あたしのこと嫌いになってたと思ってたのに。
仲直りしようって思ってくれてた。
あんな酷いことしたのに、こんなに優しい。
「……りがとう」
「え?」
声が震える。
あたしは何も考えずに。
体が動いてた。
「わっ……///る、ルリちゃん……!?」


