脱☆年下系男子







 そうなんだ。


 今日も、あたしの学校に来てくれようとしていたんだ。




「……今日委員会で、時間、遅くなっちゃって。だから、焦って走ってたんだけど」



 え?


 じゃあ、走ってたのはあたしのため?





「こっちに守と来てたのが、驚いて……。でも、それ以上に俺に会おうとしてたから、もっと驚いた」




 あぁ、なんで?



 涙を止められない……。


 なんで、止められないんだろうか?




 嬉しいんだよ。嬉しすぎるんだよ。


 渉くんの優しさが。




 だって、あたしのこと嫌いになってたと思ってたのに。

 仲直りしようって思ってくれてた。



 あんな酷いことしたのに、こんなに優しい。



「……りがとう」


「え?」



 声が震える。




 あたしは何も考えずに。


 体が動いてた。




「わっ……///る、ルリちゃん……!?」