脱☆年下系男子








「……そう、分かった。渉が来なかったら、連れてってあげるよ」



 二度目の上級生の教室前。


 あたしは守先輩に自分の気持ちを全て話した。

 もちろん、家に連れてって欲しいことも。



「本当に、ごめんなさい。それと、ありがとうございます」


「ううん、全然。いつでも頼ってきていいからね?」


「はい、ありがとうございます。」



 あ、良かったぁ……。


 それは、連れて行ってくれると言ってくれたことと、昨日と先輩が変わってないことに対してだ。




 先輩が言ったあの言葉がとても気になった。


 でも、話してみると全然素っ気ない態度やよそよそしい態度に変わってなかった。

 いつものまんま。



 ……だからもっとあの時の言葉が妙に気になって。


 頭から離れてくれないんだ。





「じゃ、じゃあ」


「うん、放課後にね」



 手を振って、先輩に別れを告げた。



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「あ、先輩!」