千日紅~永遠のキズナ~

ハルは特に気にせず、テストの不満を言う。


あたしは適当に相槌をうつだけ。


ハルの話より、周りの視線が痛いほど注がれる。


その空気に耐えられなくなり、ハルに「帰ろう」と教室を出た。


教室を出て、廊下を歩いていても凄い視線を感じる。


「なんか、凄い見られてない?」

「あぁ、いつものことだよ」


ハルは当たり前のように言う。


その様子を見て、この視線はハルが傍に居るからだと納得した。


玄関に行くと、あさひ達が待っている。


そして、いつものように倉庫に向った。