かけがえのない、彼の兄貴として、、、 救ってあげたかったんだ。 「、、、葵くん」 そう、あたしは彼の名前を呼ぶ。 「、、、ごめん。珠愛」 いろんな傷を、彼は1人で背負いすぎた。 それは、彼だけが悪いんじゃなく、、、 手を差し伸べてあげることも、、、 気付いてあげることも出来なかった、、、 、、、周りの責任なんだ。