千日紅~永遠のキズナ~

シンは、そっとあたしに近付く。


「次に会うときは、お前のことをもっと傷つける。、、、ごめんな」


そう、シンはあたしにだけ聞こえる声でそう言った。


、、、シン。


シンのことを呼び止めたい。


だけどそんなことしたら、みんなに変な風に思われる。


あたしは出しかけた手を、引っ込めた。


シンより、自分の幸せを選んだんだ。


シンは、みんなの横を何食わぬ顔で通り過ぎる。


その後ろ姿に、胸が痛んだ。