千日紅~永遠のキズナ~

「何処に」


さっきまであさひと言い合いをしていた2人ですら、顔つきが一気に変わった。


「すいません。相手がわかりません。あいつらの話だと急に後ろから襲われたみたいで」


達矢は舌打ちをする。


「そうか」


瞬は至って冷静だった。


こんなに早く仕掛けてくるなんて、思わなかった。


相手もあさひや雅樹、ヒロのことを嗅ぎつけたのだろう。


蓮が関わっている以上、遅かれ早かれこうなることはわかっていたが、、、


真っ暗な闇がすぐそこまで、迫って来てるなんて思わなかった。