千日紅~永遠のキズナ~

そうこうしてるうちに、雅樹があさひのことを迎えに来た。


「珠愛、学校行くのか?」


もう少しで学校が始まるというのに、雅樹はカジュアルな私服。


雅樹は学校に行くつもりはないのだろう。


「行くよ」

「そっか。気をつけろよ」


雅樹はそう言うと、あさひを乗せて帰って行った。


2人の背中が見えなくなるまで、見送った。


あたしも蓮と、、、、


また蓮のことを思い出して、落ち込む。