千日紅~永遠のキズナ~

「、、、ごめん。心配かけて」


でも、瞬の様子を見てたら、自然とそんな言葉が出る。


反論する気なんて、無くなってしまった。


「、、、何もなくて良かった」


瞬はあたしを抱き締めてくれた。


「瞬、、、あたしに惚れてる?」


あたしはこの空気に耐えられなくて、そんな冗談を言う。


瞬はあたしの言葉を聞き、真っ直ぐにあたしを見る。


「、、、、、かもな」


瞬は照れ笑いをすると、チュッと触れるだけのキスをあたしにした。