千日紅~永遠のキズナ~

「アメジストの奴らはお前らが千日紅だったこと知ねぇんだろ」


シンは勝ち誇ったような顔をする。

お前ら、、、あたしがエンドウだってことを知ってると言うことは、あさひや雅樹、ヒロ達のことも知っているのだろう。


「脅してるの?」


あたしはシンを睨む。


「そんな怖い顔すんなよ、珠愛。別に脅してるつもりはねぇよ。珠愛はいずれ自分から戻ってくる」


シンは真っ直ぐにあたしを見て、そう言う。


「そんなこと、、、」

「あるよ、珠愛ならな」

シンはそう言うと立ち上がり、お店を出て行った。