千日紅~永遠のキズナ~

「座れば」


シンにそう言われ、あたしは座わった。


「咲ちゃんと知り合いなの」

「あぁ。仲間の女だ」


仲間の女、、、さっきタケと呼ばれてた人がシンの仲間なのだろうか。


「あたしに会いたいってどういうこと」


シンはあたしよりも2個下で、幼馴染だ。


でも、シンの両親の転勤によってあたし達は離れ離れになった。


「前とは別人だな。昔に戻ったって言った方が正しいのか?」


、、、前?


千日紅に居た頃の話をしているのだろうか。