千日紅～永遠のキズナ～

男たちを片付け、彼がまたあたしのところに来る。


「遅いよ、シン」

「わりぃ」


どうやら、咲ちゃんはシンのことを知っているようだ。


シン、、、あたしも彼のことを知ってる。


「シンが珠愛ちゃんに会いたいって言うから連れてきてあげたんじゃない」


なんの話をしているのか、わからない。


「ちゃんと助けてやったんだから、文句言うなよ。お前はもう、いい。タケが待ってるからさっさと行けよ」

「珠愛ちゃん、ごめんね。あたし、帰る」


咲ちゃんはそう言うと、お店を出て行く。


シンはあたし達が座ってた席に、座る。