千日紅~永遠のキズナ~

男はあたしの態度が気に入らなかったのか、胸ぐらを掴まれる。


「女だからって、調子乗るんじゃねぇぞ」


別に調子には乗っていない。


その、女相手にムキになってるアンタはどうなんだ。


ホント、意味わからない奴らだな。


「見っけ」


そう言い、1人の男があたしに近づいて来た。


「なんだ、てめぇ」

「おめぇらには用はねぇんだよ」


近づいて来た男は、不良学生たちを殴って行く。


あたしは殴っている男を見て目が離せなくなる。