千日紅~永遠のキズナ~

適当に食べ物や飲み物を注文して、不良学生たちから少し離れた席に座った。


「何か、落ち着かないね」


咲ちゃんが不良学生たちを見ながら言う。


自分たちより弱そうな人たちを相手にして、恥ずかしくないのだろうか。


「場所、変える?」


だんだん、イライラしてくる。


「そうしよっか」

「可愛い子、発見~」


あたし達が席を立とうとしたら不良学生たちが絡んでくる。


あたしは無視して立ち上がる。


「もう帰っちゃうの~?俺らと遊ぼうよ~」


男たちは、あたしや咲ちゃんの肩に手を回した。