千日紅~永遠のキズナ~

「行くか」


雅樹とヒロが準備できると、瞬がそう言う。


そして倉庫を出て、みんな自分たちのバイクに跨り出発した。


あたしとあさひは、車で出発した。


あたしは窓越しにバイクを見る。


「昔はあたしもバイク側だったな」


あさひも懐かしそうに外を見ながら言う。


あの頃もあたしは車で、いつもバイクで走るあさひ達を羨ましそうに見てるだけだった。


そんなあたしに気付いた蓮が、帰りは別のルートであたしを乗せてくれた。


「いつも暴走の後、帰りは蓮が居なくなるんだよね」


あさひは知っていてか、そんなことを言う。