クラス全員の前で、それも大声で「谷井が美紗ちゃんの事好きなんだってよー」

なんて言われて、良い返事を返せと言うのが無理な話。

その日以来、美紗は一言も祐也と話す事はなかった。

1年半かけて作り上げた関係が、泡の様にはじけた。


そして再び同じものができることは無いのだった。