「じ、実はね....」
話そうとした瞬間女子達の
甲高い声が聞こえた
え、どうしたんだろ?
振り向いたらそこにいたのは....
つばさ先輩、だった
乃愛ちゃんは隣で
目をキラキラさせている。
たぶん私以外の女子は全員
つばさ先輩のことが好きだと思う
本気で好きな人
ファンとして好きな人
かっこいいから好きな人
そんなきれいな先輩が
どんどん私に近づいてきた。
私にとってその人が
近づいてくることは恐怖以外の
なにものでもないわけだけど。
そして先輩は私の目の前まで来ると
いきなり先輩が私の唇にキスをした
