片思い

二日後。市内の某プールに私は来ていた。


「柚紀那ー!」

「澪!先輩!それから...?」
「山田っす」

「よ、よろしくです」

「よし!揃ったし、入ろうか♪」


日焼け止めをびっしり塗って、水着に着替える。
ロキシーのピンクと白のビキニ。
澪は虹色のボーダー柄のビキニ。

「柚紀那スタイルいいね〜♪」

「そんな事ないよ///」

「え〜?まあ、行こうよ☆そういえば今日真哉が5時にあの場所で待ってる。だって」

「え・・・・。うん」

「うわっ!二人とも可愛い〜☆」

日高先輩はいつもこんな感じだ。
山田先輩は黒髪にアシメでクールなかんじ。
大人っぽいなあ。

それから4人でプールを楽しんだ。
久々にぱあっと楽しめた。


1時くらいに一度休憩を山田先輩と、とる事にした。

ベンチに座って浮輪を抱き抱える。

「はい」

先輩の声で顔を上げると、手に缶ジュースが握られている。