もう、最初からこれでどうすんのよ。



「ねえって!大丈夫?」

さっきの子が話し掛けて来る。

「あ…大丈夫だよ…。」

なんとか答える私。

「あたし桑原菜々!よろしくね!」

「浅見美亜です…」

恥ずかしながらに自分の名前を言った。


「もう、緊張しなくていいの!」

余裕そうな彼女。いいなあ。



「美亜面白い奴だから気にいった!」

私はこういうこと言われると嬉しい。



桑原さん…これから仲良くなれるかな…?