「何今頃迷ってる訳?

ブツブツブツブツうるさいんだけど!

てか俺は入れちゃったし。」



こう冷たく言うのは俺と同い年の太田 ニノ。


こいつは人生を大きく変えるかもしれない封筒を真っ赤な真っ赤なポストのなかにいれたらしい。



「そうだよ♪


僕も入れちゃった♪


もしかしたらのもしかしたらだけどこの6人で僕たちがすごーく憧れてたユニット作れるかもしれないんだよ?


そしたら6人でお仕事できちゃうんだよ♪」




こんないつも語尾に♪がついてる感じにしゃべるのはなんかわからないけど俺より1個上の先輩の相沢 大樹。