そのころの輝桜

「あーぁ、愛ちゃん
行っちゃったねー」

来稀が残念そうに言う

「まだ、俺らのこと
知らん子らおったんやなー」

修がいった

「ほんとですよ
それにすごく綺麗でした」

陸が思い出しながら言う

「女…」

澪がいやそうする

「あいつ、おもしれぇな」

輝がフッと笑う

「輝がそんなこと言うなんて
珍しいですね
調べますか?」

「あぁ、そーしてくれ」

輝がそう言うと
陸がカバンからパソコンをだし
ハッキングを始めた

「あの子、ほんま可愛かったな!」

修が興奮ぎみいう

「うん!それにおもしろいしね!」

来稀がそれに共感しながらいった

「はぁ、ダメです
まったく情報がでてきません」

ちょっと、いらいらしながら
陸がいった

「えっ、陸でもハッキング
できないの?!」

「はい。いくら調べても
学校、名前、性別しかでてきません」

「まじでか。あの子なにもんなんや」

みんな、陸がハッキングできない
ことにびっくりしている

陸は、世界で
4番目の凄腕ハッカーなのだ

その、陸がハッキングできないと
いうことにみんな驚きを
隠せなかった

「輝、どうしますか?」

「この学校のやつに、あいつの
こと聞いて、情報集めるぞ」

「りょーかい!」

「分かった!」

「じゃあ、俺はひきつづき
パソコンで調べてみます」

「俺…いかない」

とゆーことで、みんなで
調べることになっていた