花婿は誰にする?


「美宵ちゃん?」

にこっとなぜか怖い笑顔を向けられて反射的に「うん・・」と言ってしまった。




そして、今に至る

「美宵たん、この中の誰かを選びなさい」

「・・・・へ?あ、絶対この中の人たち・・?」


「そうだ。5人とも財閥のご子息たちで、優秀なものばかりだ」

「いいじゃない!みんな魅力的でしょ?」


そりゃ、そうだけど・・

「どうやって、会えばいいかわからないし・・・」

そう言うとお母さんはにっこり笑った
なんか、嫌な予感・・・・


「その事なんだがな、美宵たん・・」

お父さんは言いにくそうにしている
すると、お母さんが口を開いた


「その人たちと一緒に住んでもらおうと思って♪」












「え





ええええええええ!」