花婿は誰にする?



それは、9年前の話



私がまだ7さいだったころ…



家がお金持ちで、その頃はずっとパーティーがあった

雲母家の長女という紹介でいろんな人に挨拶して回ってたなぁ




ずっとグチグチ言ってたのを思い出す…


パーティーなんていつも退屈で、パーティー行っても休む暇なんてほとんどなかった


そんなある時のパーティー

確か、どこかのご子息のお誕生日パーティーだったかな…


その日もまた退屈で
何度か逃げ出そうかなって考えたけど、するだけ無謀なことかなって思った…



そんなとき

「ねぇ、君名前なんてゆーの?」


男の子の声だとわかって振り向くと、私より少し年上のこが、後ろに横に立っていた


目が合うと、ニコッと笑ってきて
私も思わずニコッと笑った



「私雲母美宵。あなたは?」


「よぎだよ!ねえねえ…」



そう言って耳元で「抜け出そうよ」と囁かれて、好奇心でそのこについていった