錦SIDE 夕食のあと俺はすぐに部屋に戻った ベッドに腰をおろし、口元に手を置いた 「はぁ・・なんか調子狂うな、彼女」 そう、彼女 雲母美宵 どうにも、あの笑った顔は調子狂ってしまう どうせ 女なんて少しかまければすぐにおちるような 軽い生き物だろ 彼女だってきっとそうさ でも、 ・・・・なんだろう ・・ 俺は 彼女のことを 少しだけ 信じてみたいんだ ・・・・・きっと 裏切られるのが オチかもしれないけど