ずっと、ずっと大事に思ってる。


あいつをほかのやつのところになんて行かせたくねぇんだ。


だからだろうか。


赤く染まった木内の顔を見たとき嫌な予感がした。


あいつのとこには行かせちゃいけねぇって。


我慢の限界で、自分から遠ざけちまった俺が何か言える立場じゃねぇけど…


くそ…胸騒ぎがする。