意味不明なラブコメ


六月の梅雨まっさかり。中間テストのため、四人で香の家に集まっていた。私と香が指導役で、明日は花ちゃんと凌くんだ。

「寧、ここは?」
「それはな…コレが主語、述語で…」
「あ、接続語か」
「そう」

実際私は方便が強くて男みたいな口調なのだ。他の皆もそうだが、標準語がむずかしい九州に住んでいるのだから。

「香ちゃん」
「…何?」
「雨、降ってきた」
「マジか…凌、そっちの窓閉めて」
「はいよー」
「あとこれ、渡すの遅れたけどおやつ。ご家族の分もあるから、後で食べよう?」
「お菓子か?つーか冷蔵庫か」
「シュークリームと、ケーキとクッキーとゼリーと…お菓子屋さん行ったら可愛いのがいっぱいで選べなくて…」
「ふーん…たしかに可愛いな」

香はケーキボックスを覗いてから冷蔵庫に冷やしに行った。香はシュークリームが好きだから、買っておいて良かったとおもう。

「…なあ、皆」
「ん?」
「何?」
「香が戻ってこんうちに言うけど、今日もうこのまま香ん宅泊まらない?」
「え、いいんやろか」
「悪いやろ」
「雨だもん」
「「なら仕方ないな」」

。。。


「つー訳で泊めてくれ」
「ええよ」
「ええの!?」
「? 何がアカンねん」
「私ら女なんやけど」

「それ言うたら寧はどうなんだよ」

「「…寧?」」
「は?」
「え?うちが何やて?」
「いや女が泊まるのに抵抗あんねんて」
「あっはは!うちはよう泊まっとったよぉ」
「…そうなん?」
「まぁ…言うても幼馴染やから」
「そか…ならいいや!」