「ねぇー、もーいいよ。」 部活の生徒もいなくなって、夜は暗い。 「は?学校にある可能性高いのに、 探さねぇーともったいねぇだろ。」 優しい。優しすぎます。 「でも、暗いから私一人で探す。」 「そ?じゃー、ちゃんと探せよ。」 といって、帰った。 なんか、切ない。 でも、探さないと。 池田君が探してくれた分、見つけないと!!!! そう思い、三十分、一時間探した。 でも 「ない。」 飽きられかけて、地面に膝をついた。