「それでねーー…」



「ふぅん…、そーなんだ!!」



すやすやと眠っている俺の前から透き通るような声が聞こえてきた。



その声に惹かれ、俺は目だけを前の席に移す。



するとそこには、中学が一緒だった心愛と…



心愛と仲良く話す、朝の自己紹介のときにはいなかったはずの女の姿があった。