私はあの日から暇があれば城の書庫でにとじこもり桜の事について調べている
もちろんレンギョウには内緒でだから今日も…
「女王様また何処かへ行かれるのですか」
レンギョウに捕まっています
「お仕事終わったからいいでしょそれに行くのは書庫よ」
「しかし…」
「またキェネルに何か言われたのね」
レンギョウの心配性はキェネルからきている
キェネルがよく城にくるのも私のせい
本人によると私がバカでおっちょこちょいだからと言っていた
[ローズ今から私の部屋にきなさい]
「お母様から呼ばれたの」
お母様は能力としてテレパシーで語ることができる
お母様がいらっしゃる部屋までは少し遠く急いで向かった。
「ローズです失礼いたしますお母様」
「久しぶりねローズ」
お母様は私とおなじ城内にいらっしゃるけれどお互い忙しくあまり会うことがない
「お母様どうかされたのですか」
「ローズあなたは一国の女王よ自覚を持ちなさい」
「お母様私に隠していることありますよね」
「なぜそう思うの」
「この国以外の桜を私は知っています」
「大切なのその桜は」
「まだよくわかりませんがとても大切です」
「思い出したら私の所にきなさい」
「はい…それではしつれいします」
「ローズ!ティユス国にいってきてもらえるかしら貴方の書類が私書類に混ざっていたのよ舞踏会の案内状が今日の夜だから急だけど」
「わかりました」



