二重人格の彼

「すみません」


迫力に負け謝ってしまった。


くそぅ…なんであたしが…


「あの…お手洗いはどこですか?」


ここにいる本来の目的を忘れるとこだった。


「は?自分で探せ方向音痴が」


………は?


あんたに方向音痴って言われたくない。


「はぁ…そこ行って右だよ」


渋々教えてくれた。


「ありがとうございます」


くそぅ…そうなったらお礼も言わなければならないじゃないか。


「じゃあね、水玉模様ちゃん」


そう言って笑いながら去って行った。


水玉模様?


…思い当たるふしが1つ…


あの野郎…


時計を見ると…


入学式始まってるじゃん!


早速怒られんじゃん。


最悪…