ーー次の日ーー

ガラガラ…

あ、優也…来た…


話しかけようと近づく…


「ねぇ、私達と夏祭り行かない?」

私の声ではない…

誘っているのはクラスの女子である



「ごめん…俺…いいや…」


「ふぅん…まだ里野さんとのこと気にしてるんだ?」


「…」

この時私はすぐにわかった…優也…
怒ってる…

「ねぇ、そろそろやめなさいよ?
昔の事、ぐちぐち気にしてさ、もう死んじゃったんだからさ、いい加減に切り替えたら?」


私…けなされてる…?

唇を噛みしめる…

嫌だ…嫌だ…優也…