ん?
一瞬耳を疑った
花野が…亜希に………
信じている自分とそんなわけないという自分が戦っている
俺が出した答えは……
「なあ花野…俺を励まそうとしてくれてるのは分かるんだけど…
悪いけど、おせっかいなんだよ…」
何言ってるんだよ、俺!?
おせっかいじゃない。
おせっかいじゃないって…
ありがとうだろ!!
「えっ…」
「ごめんな…」
なんで俺は素直になれないんだ…
なんで人を傷つけることばっかり言ってしまうんだろう…
「優也…大好きなのに…信じてくれないの…?」
ドキッ
胸が高鳴った
なんでだ…ここにいるのは花野で…
亜希じゃない…
なのに…どうして体が…
反応してるんだ…?
「ごめん…俺は亜希以外を好きになんか絶対にならない…だから…花野の気持ちには…こたえられない…ごめん…」