「なにかあったのか…?」

放っておくことができない俺は里野に声をかけた

後から考えるとそれは…運命だったのかもしれない…


「こっ、紅田くんっ……」


「うん。どーした?」


「ひっ、あのねっ……あのねっ……学校で…友達に…殴られた…」


よくみると、頬が赤く腫れている


「だっ、大丈夫か…これ…
何したんだよ…」


「突然…」

「突然でここまでなるか…」

女子は怖い…おそらく何かの恨みだろう